これより先は別法人のサイト(外国のサイトを含みます)へ接続します。
接続する場合は「別法人のサイト(外国のサイトを含みます)へ接続する」を、接続しないでこのメッセージを閉じる場合は「このページにとどまる」をクリックして下さい。
建設・エンジニアリング業界の企業は多くの場合、契約上の義務の履行を保証するための履行ボンドやその他の第三者保証(主に銀行保証等)を発注者に対し差し入れることを求められます。
そのようなボンドや第三者保証を手配して提供できる財務体力は、契約の入札時に決定的な差別化要因となる可能性があり、ボンドを差し入れることができなければ、その入札資格を失うこともあります。
マーシュのシュアティ部門は、シュアティボンドの調達に関して包括的な解決策を提供します。豊富な実績とグローバルネットワーク、知的資本を活かし、保証の手配から十分なキャパシティの確保、ボンドの文言に関するアドバイス、保証条項に関する交渉まで、保証リスクの国内および海外での解決策を提供します。
保証(シュアティ)を提供する世界的な大手保険会社と長年にわたる信頼関係を築いており、お客さまのために、極めて競争力の高い条件で保証を調達するなどの解決策を提案します。
マーシュ ジャパンは、マーシュのシュアティ部門のノウハウを受け継ぎ、お客さまのビジネスに真の付加価値をもたらすことを目指しています。時間とコストを節約し、リスク軽減をサポートします。
シュアティボンド
ボンドは通常、保険会社のシュアティ部門が提供します。銀行は即時払い型の金銭保証を提供しますが、対象となる契約から独立した金銭保証であり、契約内容の履行については保証しません。
保険会社が通常提供する保証ボンドは、条件付きであり、かつ対象となる契約上の義務に直接関連しています。この種の証書はまた、「オフバランスシート」であり、運転資金枠に影響を与えたり、減少させたりすることはありません。保険会社は通常、企業(あるいはグループ)からカウンターギャランティの形で担保を取りますが、アレンジメントフィーやコミットメントフィーは発生しません。ボンドの保証料は、個々のボンドの要件のみに基づいて決められます。
保険会社の考え方は多様であり、信用リスクの分析やボンドの価格設定、ボンドの約款に関する見解がそれぞれ異なることもあります。
当社はマーシュのシュアティ専門家のチームと連携の上、ボンドのキャパシティの手配からボンドとその保証の文言に関するアドバイスまで、さまざまなサービスを提供します。
信用状の代替としての保証
従来、保険会社は信用状(L/C)に代わる保証を提供することに意欲的ではなく、保険会社は信用状の代替手段の受け入れや検討に消極的でした。
マーシュのシュアティ部門は、多くの保険会社と緊密に連携して、この代替手段に対する需要を喚起し、適切な文言の作成に取り組んできました。今日では多くの保険会社が、保証の受益者(beneficiary)に信用状と同種の決済メカニズムを提供する完全な即時払い型の保証を発行しています。
現在、信用状代替のボンドによる保証を積極的に受け入れる保険会社が増加傾向にあります。背景にある主な要因の一つが、一部の銀行の格下げです。銀行の中には、保証の受益者が定めた最低格付け基準を下回っているところもあります。対照的に、大半の保険会社は、S&Pから「AA-」を上回る格付けを得ています。
信用状代替としてシュアティボンドを用いるメリット
• 銀行の融資枠を浸食しない:シュアティボンドでは信用状とは対照的に、保険会社によって提供されるキャパシティが、グループの銀行融資枠に影響を与えないため、融資枠を中核事業の運転資金として使用できます。
• ボンドの保証料の方が有利である可能性:保険会社の資本コストは、銀行の資本コストとは異なるため、場合によっては非常に競争力の高い保証料が可能なことがあります。比較検討を推奨します。
• キャパシティの追加が可能であること:他の保証が必要となった場合、たいていはキャパシティを追加することができます。キャパシティを追加しても、コストへの影響はありません。コストは、実際の利用にのみ応じて決まります。