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世界の鉱業界は、商品相場の下落や、コスト管理の問題、資金調達力の低下、地域社会および規制当局による社会・経済・環境の各方面での関与に対する期待の高まりなど、多くの課題に直面しています。一方、投資家は資本比率の高い資産とプロジェクトからの適切なリターンを確保するため、経営面での厳格さと資本規律を求めています。
鉱業界では損害が発生する回数は少ないものの、一度発生すると甚大な損害額となる可能性があります。マーシュのマイニング・プラクティスは、資金調達から鉱山の閉鎖に至る鉱業のライフサイクル全体を通じたリスクの回避や管理、転嫁を支援します。
マーシュの鉱業界リスクのスペシャリストは、鉱業・選鉱業界が直面するリスク課題を熟知しています。損害が発生する可能性とその影響を低減し、保険プログラムを効果的に設計することで財務的インパクトの最小化を目指します。
マーシュ ジャパンは、マーシュがこれまでに培ってきた鉱業界に関する専門知識を活かし、着実でコスト効率の高いリスクマネジメントと事業のレジリエンス(復元力)を強化するリスク転嫁プログラムなどを提案します。
保険金請求(クレーム)手続きの管理
政府、鉱山所有者、株主、メディア、そして市民は、予期せぬ事象や危機への対応力に着目します。つまり、損害の定量化と、保険によるタイムリーな補償を最大限に活用することが経営上の重要事項だと言えるでしょう。
マーシュは、損害が発生した時の課題、例えば、災害管理、売上の減少、機器調達の困難、事業中断による費用や関連コストの外貨計算の複雑さなどへの対応に関して豊富な実績があります。
マーシュには、これまでに鉱業界のお客さまへのサービス提供実績のある保険金請求の担当者が世界各地に100名以上在籍しています。鉱業界の保険約款や、事故原因の複雑さのため、事故の有・無責の判断と保険金の支払い査定には高度な専門性が必要です。
豊富な知識を持ち合わせた保険金請求のスペシャリストは、日々進化する鉱業技術とそれに関連する行程について、あらゆる鉱業地域でお客様を支援することが可能です。
リスクコンサルティング
鉱業界で70年以上の経験を有するマーシュリスクコンサルティング(MRC)*は、幅広いリスクに対する助言や分析、ツール、リサーチ、ソリューションを提供しています。2014年度は150カ所以上の世界の鉱業地域に実際に足を運び、お客さまのリスク管理に貢献してきました。マーシュは、以下を通じてお客さまの事業のレジリエンス(復元力)を強化することを目指しています。
*日本においては、マーシュ ブローカー ジャパンがサービスを提供します
• リスク事象の発生頻度の低減
• リスク事象による影響の低減
• リスク特性に対する理解の促進と適切な補償の確保に向けた支援
MRCはリスクエクスポージャーの管理を支援するために以下のサービスを提供しています。
• リスクエンジニアリングとリスクコントロール(特化した鉱業での故障リスクコントロールサービスを含む)
• 戦略的リスクマネジメント
• 全社リスク管理(ERM)
• サプライチェーンマネジメント
• 事業分析とリスクモデリング
• 危機管理
• 資産評価
• 事業継続管理(BCM)
合併、買収と事業撤退
鉱業界では現在、各社がプロジェクトや運用ポートフォリオを最適化し、バランスシートを適切な規模にすることで変化に対応しています。それに加えて、投資信託会社が同業界内に存在する新たな事業機会を開拓するために、巨額の資本を形成・分配していることで、企業活動が回復しつつあります。
プライベートエクイティおよびM&A(PEMA)部門は、従来の金融、法律および商業的なデューディリジェンスを補完するための、リスクおよび保険に関するアドバイスを提供しています。マーシュのアドバイスにより、売り手・買い手企業双方における、取引に内在するリスクの理解促進、リスクを考慮した売買取引交渉や保険料率設定を可能にします。