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リスクマネジメントにおけるテクノロジーの有効活用を目指す
マーシュ、アジア太平洋リスクセンター(APRC)、そして各企業に在籍するリスクあるいは保険の担当責任者(リスク/保険マネージャー)の情報交流の場であるPARIMA(Pan-Asia Risk and Insurance Management Association)による初の共同調査の結果をまとめた最新の報告書『リスクマネジメントにおけるテクノロジーの有効活用を目指す』が完成しました。
本レポートでは、『リスクマネジメント関連の新興テクノロジーに関する調査(2017年版)』の結果を分析し、企業のリスクマネジメント部門へのテクノロジーの導入計画を策定するにあたってのポイントをまとめています。Marsh & McLennan Companies(MMC)傘下の関連会社および外部のパートナー企業の事例および見解を記載し、分かり易く解説してます。
かつてないほど重要になったリスク部門のテジタル化
リスクマネジメントは、企業組織の中で極めて重要な責務になりつつあります。予測不可能な経済情勢、急速に進化するテクノロジー環境、社会/政治/規制におけるトレンドの変化に企業が首尾よく対応していくためにも、リスクを監視し軽減する戦略への投資が、経営幹部の優先課題になってきています。
不確実性に立ち向かうリスク部門では、データ、アナリティクス、プロセスオートメーションという3つの主要なテクノロジー機能を活用することによって得られる大きな強みについて認識しなければなりません。これらのテクノロジーを活用することにより、リスク部門のデジタル化が進み、そして、企業にとって真のコスト削減に繋がるでしょう。
しかし、リスクマネジメントのデジタル化には、いくつかの障壁があります。新興テクノロジーのリスクマネジメントへの活用を検討しているリスクマネージャーが多いとはいえ、予算の制約や経営陣からなかなか支持が得られないといった状況により、導入の目途が立たないのが実情です。いかに少ない予算と人員で多くを成し遂げるかが、リスクマネージャーにとって目下の課題だと言えそうです。
本レポート『リスクマネジメントにおけるテクノロジーの有効活用を目指す』は、先に行った調査結果、事例、業界の専門家の解説を掲載しています。それらを通じて浮き彫りになっているのは、テクノロジーによって実現される初期費用を大きく上回る長期的な利点です。したがって、リスクマネージャーがデジタル化という課題を強く打ち出し、新興テクノロジーが企業にもたらす見返りを確実に得ることが重要です。
本レポートの巻末では、リスク部門に新興テクノロジーを導入する際に有効な5つのステップを紹介しています。これらのステップが、新たな不確実性の時代に対応する、将来性のあるダイナミックな専門職としてのリスクマネージャーの地位向上に寄与することを願っています。
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