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エネルギー産業における大規模損害事故、3分の2は爆発が原因
マーシュ・エルエルシー、ドバイで開催の国営石油会社会議において
世界のエネルギー産業向けにマーシュ・ブラスト(爆発モデリングの新手法)を立ち上げ
2016年3月23日 ドバイ
保険仲介とリスクアドバイザリーの世界的リーディングカンパニーであり、マーシュ・アンド・マクレンナン・カンパニーズの100%出資会社であるマーシュ・エルエルシーによれば、世界のエネルギー産業における過去40年間の大規模財産損害のうち、約3分の2が爆発に起因しています。
マーシュ・エルエルシーは報告書「大規模損害事故トップ100」第24版で、1974年以降に発生した大規模事故トップ100件によって世界のエネルギー産業が被った損失額は現在の資産価値に換算すると330億米ドルを上回り、そのうち210億米ドルは爆発に起因していると推計しています。大規模事故トップ100件のうち3件は2014年以降に発生しており、2件が爆発事故です。
マーシュ・エルエルシーは隔年で開催する国営石油会社会議(於ドバイ)において、MaxLossTMの技術を利用したマーシュ・ブラスト(Marsh BLAST)の立ち上げを発表しました。Marsh BLASTはエネルギー会社の爆発事故による経済的影響をモデル化するための新しい手法です。
エンジニアリング・コンサルティングのリーディングカンパニーであるベーカー・エンジニアリング・アンド・リスク・コンサルタンツ(BakerRisk)とマーシュが共同開発したマーシュ・ブラストはベーカーリスクのMaxLossTMの技術を活用し、保険業界で初めて改良型Baker-Strehlow-Tang /BST爆発モデルを採用しています。エネルギー各社は保険リスク評価調査の際、グローバル資産におよぶ最大財物損害額の算出にマーシュ・ブラストを活用できます。
ヨーロッパ・中東・北アフリカのエネルギー・プラクティスを率いるアンドリュー・へリングは、「最新の手法を用いることで爆発に起因する損失に関して、より正確な予想額を提供できるとともに、リスクの軽減と移転の方法について優先順位付けが可能」と述べています。その上で、「どのような経費削減よりもコストが大幅に上回る大規模損害の頻度と影響を低減させるためには、現在のようなコスト削減の環境下にあっても、リスクモデリングとリスクマネジメントへの投資を継続する必要があります」と指摘しています。
マーシュの報告書「大規模損害事故トップ100」第24版は日本語版のご用意がございます。
日本語版資料請求、本ページの内容に関するお問合せは、Contact usよりお願いします。
マーシュ・エルエルシーの報告書「大規模損害事故トップ100」第24版は日本語版のご用意がございます。
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