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リスクマネジメントの優位性(第12号)
2015年版の本報告書は、リスクマネジメント戦略の実行にプラスの影響を与える組織の特徴を中心にまとめられています。
重要なリスクマネジメントの機能は向上し続けており、組織内におけるその全体的な影響力は高まっています。国際的なビジネス環境の複雑さを考えると、この傾向は今後も続くだろうと予測されます。しかし、12年目の発行を迎える年リスクマネジメントの優位性」報告書によれば、リスクマネジメント部門における戦略的な有効性を向上させるためにできることがまだたくさんあります。
「組織ダイナミクス:効果的なリスクマネジメントのための焦点」と題した本報告書は、組織の協調体制や新たなリスクをはじめとした組織が重要な領域への集中した取り組みを支援する内容となっています。本報告書は、2015年2月に実施されたオンライン調査に基づいて作成されました。
主な調査結果は、以下の通りです。
- 財務以外の指揮系統に所属するリスクマネジメント部門の従業員は一般に、組織内の他の戦略的機能―特に、ERM(エンタープライズ・リスクマネジメント)、コンプライアンス、ITリスクマネジメント、プライバシー、セキュリティなどの領域における―との協調が取れている。
- 取締役会のメンバー、上級幹部、リスク担当役員の多くは、新たなリスクを重視しているものの、新たなリスクを特定することが今後1年の優先事項になると回答したのは27%にすぎなかった。
- 本調査によれば、今後2年間、42%の組織がリスク分析への投資増大を見込んでおり、57%は現状維持と回答した。
- 回答者のほぼ60%が、所属組織においてサイバー事象に備えた公式のコミュニケーションプランが策定されていないと答えた。
- CFOまたは財務担当役員の指揮系統に属するリスクプロフェッショナルの間では、他の指揮系統に属するリスクプロフェッショナルに比べ、今後1年でリスクマネジメント要員のトレーニングのための支出が増えると予想する割合がはるかに低いことが判明した。
本報告書はまた、全社的にリスクマネジメントの取り組みの協調を図るために有効な数多くの提言を行っています。
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