お使いのブラウザーはサポートされていません。

このサイトを利用するには、ブラウザーを更新する必要があります。

X

RESEARCH AND BRIEFINGS

気候レジリエンスハンドブック2018

 


2011年以降、世界経済フォーラム発行の「グローバルリスク報告書」では、気候関連リスクが世界的好況への脅威としてのリスク第5位を占めています。異常気象、気候変動の緩和・適応の失敗、水供給危機、生物多様性の喪失をはじめとする気候関連リスクが多くの企業の長期的な存続可能性を脅かしています

異常気象は、その頻度と程度が増しているだけでなく、企業と政府にもたらす損害も増大しています。2017年は全世界で30件を超える巨大自然災害が発生しました。これらの災害による保険損害額は1,310億ドル、経済的損失は総額3,000億ドルを超えました。

こうした状況下、投資家は投資に伴う気候関連リスクについて厳しく問うようになってきています。金融安定理事会(FSB=Financial Stability Board/事務局はBISに設置)の気候関連財務開示タスクフォースは2017年6月、気候関連リスクが企業の業績に与える影響の開示に関する企業向けの提言を公表しました。12月までに、総額13兆ドルを超える資産を保有する130の投資家が提言の導入を求めました。

こうした課題に対応するために自社の気候レジリエンスの向上についてまだ検討していない企業は、今こそ検討を始める時です。マーシュ・エルエルシーの親会社であるマーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズは、気候レジリエンスを高めるための支援を企業と政府に提供しています。企業が気候レジリエンスのあらゆる側面をもれなく検討するのに有効な包括的枠組みの構築を支援しています。

MMC気候レジリエンスハンドブック2018は、貴社の気候に対する考え方を転換させるような事例を、以下の3つの行動のカテゴリーに分けて簡潔に提示しています。

  • 気候レジリエンスを高めるための戦略:技術革新と低炭素経済への移行が融合する中で、国、地域社会、企業の更な成功のためにはどのようなことが求められるのか。

  • 気候レジリエンスを高めるための資金調達:気候レジリエンスの高い経済と社会の構築に必要な莫大な資金を賄うために、民間資本による投資の促進に有効な手段とは。

  • 気候レジリエンスを高めるためのリスクマネジメント:リスクマネジメントのプロセスと知見を企業の気候レジリエンス向上にどのように適用できるか。

 

この厳しい競争環境下、MMC気候レジリエンスハンドブック2018が皆様の気候レジリエンスの更なる向上の一助になれば幸いです。

本レポートは英語版のご用意がございます。ご希望の方はお問合せください。

別法人のサイト(外国のサイトを含みます)へ接続します。

これより先は別法人のサイト(外国のサイトを含みます)へ接続します。
接続する場合は「別法人のサイト(外国のサイトを含みます)へ接続する」を、接続しないでこのメッセージを閉じる場合は「このページにとどまる」をクリックして下さい。